ついに始まりました。FIFAワールドカップ2026・第3次チケット販売(抽選)。
画面の前で「始まったなら、すぐ申し込まなきゃ…!売り切れる!」と焦ってスマホを握りしめている方、少しだけ待ってください。一旦スマホを置いて、深呼吸しましょう。
まず最初にお伝えしたいのは、今回の第3次販売は「先着順」ではないということです。申込期間は2025年12月11日から2026年1月13日まで。この約1か月間、初日に申し込んでも最終日に申し込んでも、当選確率は1ミリも変わりません。
むしろ今の段階で焦りは禁物です。今回の申し込み画面には、うっかり踏むと当選が無効になったり、現地まで行ったのに入場できなかったりする「致命的な罠」が潜んでいます。さらに、システムの仕様を理解していないと、本来得られたはずの当選チャンスを自ら捨ててしまうことにもなりかねません。
私は今回、実際に自分で一通り申し込み操作を行い、公式規約も含めて確認しました。その実体験から分かった「当選確率を上げるための攻めのアクション」と「絶対に避けるべき守りのアクション」を解説します。
【結論】今回の勝負を分けるのは、この「6つのアクション」
忙しい方のために、まずは結論から。今回のチケット争奪戦で本当に重要なのは、以下の攻め3手・守り3手です。
⚔️ 当選確率を上げる「攻めのアクション」
①「一般枠」と「サポーター枠」を二重取りする
②「ダウングレード」を許容する
③ 家族ではなく「友人」と連携する
🛡️ 即アウトを避ける「守りのアクション」
④ クレカの「限度額」を事前に確保する
⑤ 「世帯制限」を厳守する
⑥ 必ず「通常席」を選ぶ
なぜこれらが重要なのか。ここから順に説明します。
1.【攻め】当選確率を極限まで上げる3つの勝ち筋
①「2つのルート」を併用して二重取り
今回の抽選には2つの入り口があります。一般枠(RSD)は国に関係なく全試合が対象、(自国)サポーター枠(PMA)は日本代表など特定チームのファン向けです。
重要なのは、この2つに同時に申し込めること。日本戦を狙うなら、サポーター枠だけに絞るのは非常にもったいない。一般枠+サポーター枠の二重取りが、最もシンプルかつ効果的な戦略です。
但し!1アカウントで最大4枚しか同一カードのチケットは取れませんので3人以上の場合は二重取りができませんので、その場合は当選確率が高いと思われるサポーター枠のみでご応募ください!(一般枠とサポーター枠2枚ずつならいけます)
<左がサポーター枠のカテゴリー1相当の席(Supporter Premier Tier)、右が一般枠のカテゴリー1です。値段が同じなので同じような席だと思いますが、サポーター枠なら日本サポーターが多い側の席確定で、一般枠だとカテ1相当でもどこになるかわからないという感じかと思います(それを考えるとできればサポーター枠で当たりたいですよね)。>

②「ダウングレード」にチェックを入れる
申し込み途中で表示される 「Accept ticket downgrade」。これは「希望したカテゴリーが満席でも、下位カテゴリーに空きがあれば当選させてほしい」という意思表示です。これにチェックを入れないと、希望カテゴリーが埋まった時点で即落選。席種に強いこだわりがなければ、必須設定です(非常に高い確率でカテゴリー1を狙っても当てられないと思いますし、万が一あたって払えなければリセールしましょう。)

③ 家族ではなく「友人」と連携する(Sit Together)
同居家族での複数応募は、後述する理由からリスクが高すぎます。その代わり、別世帯の友人と連携しましょう。
2.【守り】知らずに踏むと終了する3つの落とし穴
④「限度額」の確認(決済トラップ)
当選発表は2026年2月5日頃。その直後、2月6日から即時決済が始まります。クレジットカードの限度額オーバーで決済できない場合、再チャンスはなく、当選自体が取り消される可能性が高いです。カード枠の確認・必要なら増枠は、今のうちに必ず行っておきましょう。
ただし!一般枠とサポーター枠で別々でカードが設定できますので心配な方は別々に設定しましょう!!
⑤「世帯制限」の厳守(重複トラップ)
規約によると「同一住所につき、一般枠1回+サポーター枠1回まで」。夫婦などで別名義でも、住所が同じなら同一世帯扱いです。重複と判定されると、両方のアカウントが無効(落選)になるリスクがあります。
⑥表示の罠
以下のCategory 1と同価格で並ぶ「Easy Access Standard / Amenity」は段差がない席やバリアフリー席です。健常者が誤って当選すると、現地で証明書の提示を求められ、入場拒否となる可能性があります。米国の一般的な法令によると健常者席は全体の約98%程度のようです。必ず通常者席を選んでください。

3.私が今回組んだ現実的な戦略
本命はグループリーグ最大の山場、オランダ戦(6/14 ダラス)ですので、まずは私と友人がそれぞれ一般枠+サポーター枠でカテゴリー1を申し込み、合計4口で当選確率を最大化しました(チュニジア戦も同様)。
また、せっかくですので決勝トーナメントはサポーター枠で「行けたら行く」スタンスで一応抽選申し込みました(特にベスト16は週末の弾丸観戦が可能のように見えます)。仮に日本がその前で敗退したときは手数料$10のみで自動返金。一般枠でダブった場合は公式リセールを使います。出口を確保した上で強気に行くのが基本方針です。
まとめ
今回のチケット争奪戦は、運だけではなく、勝敗を分けるのは正しい知識と事前準備ではないかと思います。
① 二重取り
② ダウングレード許容
③ 友人連携
④ 限度額確保
⑤ 世帯制限厳守
⑥ 通常席選択
この6アクションを徹底できれば、ある程度やるべきことはすべてやったと私は考えます。申し込み期限は1月13日まで。焦らず、しかし確実に準備を進めてください。
── ここから先は「余力のある方向け」補足情報 ──
💡 ダラスに行くなら「ビッグマッチ」もついでに狙う?
もし日本戦(6/14 vs オランダ)でダラスに数日滞在する予定なら、同じスタジアムで開催される他国の好カードも狙い目です(なお私は滞在しない予定です)。日程表を見ると、ダラスでは「イングランド vs クロアチア」のようなビッグマッチも予定されています。せっかく現地に行くなら、こうした試合も一般枠で一緒に申し込んでおくと、旅の満足度が一段上がる可能性があります。

⚠️ 一般枠の申し込み操作には「落とし穴」がある
一般枠は画面が少し不親切です。1試合選んでそのまま「Continue」を押すと、その1試合だけで確定してしまい、追加ができなくなります(1アカウント1申込の仕様)。
正しい手順は以下です。
チケットを選ぶ → 決済に進まずに スクロールして次の試合を追加 → すべて入れてから最後に1回だけContinue。
私も一度やらかして「Cancel application」でやり直しました(期間内ならリセット可能)。
💰 価格についての考察
今回はダイナミックプライシングではありません。調べてみると、
日本戦(GL)は Cat1で$450〜$600、Cat3で$140〜$220 とW杯としては標準的。一方、開幕戦(米国・メキシコ)は $2,355〜$2,735(約35〜40万円) と別格です。結論として、開幕戦以外はそこまで恐ろしい価格ではありません。
オランダ枠がない?という疑問と「禁断の一手」
申し込み画面を見ると、なぜかオランダのサポーター枠(PMA)が見当たりません。一方、日本やチュニジアにはサポーター枠があります。理論上は「チュニジアのサポーター枠」から申し込むという“裏技”も可能ですが、本来のサポーターの席を奪うことになり、マナー的にも問題があります。私は日本枠+一般枠の正攻法で勝負することにしました。



コメント
ありがとうございます。古希間近で初めてW杯を現地観戦したいと思っています。非常に参考になりました。